【FAQ】特車ホルダーについて

まず、タブレットにAdobe ReaderなどPDFが開けるアプリをインストールして下さい。

次に、当ホームページの下記アドレス内の特車ホルダーアプリ登録方法の手順にしたがって特車ホルダーアプリをインストールします。

https://trsapo.com/?page_id=723

アプリをインストールするには手順書のQRコードを読み込むか、またはタブレットから当ホームページを閲覧できる場合は、下記アドレス内のGoogle Playからダウンロードを開いてインストールを行って下さい。

https://trsapo.com/?page_id=723

アプリをインストールするとサンプル書類をダウンロードして提示することができるようになります。アプリのインストールは無料ですが、ご自分のPDFファイルを利用するには、別途お申し込みが必要です。

特車ホルダーアプリでは、車両選択および書類ダウンロードの際に通信を利用しますが、タブレットに保存された書類を提示する場合は、通信は必要ありません。
そのため、WiFi環境がある事務所などで、あらかじめ書類をダウンロードできれば、WiFi専用タブレットでも十分に利用可能です。

WiFi専用タブレットをご利用の場合、接続可能なWiFiスポットが近くにあれば、書類のダウンロードは可能です。
また、別にスマートフォンをお持ちの場合は、スマートフォンのテザリング機能を使ってタブレットをインターネットに接続できれば許可証のダウンロードも可能です。

特車ホルダーは、PCのブラウザ(Google ChromeまたはMicrisoft Edge)でURLを開きログイン後、管理画面を開いて、必要な情報や書類をクラウド上に登録します。
管理画面では、車両番号等を設定し、書類の情報を設定後、書類ファイルをアップロードします。その後車両と書類の組み合わせを指定すれば、すぐにタブレットのアプリからダウンロードできるようになります。

車両や書類の登録では、CSV(エクセル)ファイルのサンプルを準備しているので、これをダウンロードして必要な情報を書き込みアップロードすることで一括して登録が可能です。
ただし、各書類ファイルは1つずつアップロードする必要があります。

書類ファイルのサイズに制限はありませんが、サイズが大きいとタブレットにダウンロードする際に時間を要します。(通行条件マップの全国版の場合133MBでWiFi通信を利用した場合ダウンロードに約15分かかりました。サイズが1MB程度なら数秒です。)
特車システムの申請でPDF交付されたファイルサイズであれば、問題なく利用できます。ただし、タブレットの空き容量が十分である必要があります。

タブレットで紙の書類を利用するにはPDFファイルに変換する必要があります。 複合機等のスキャン機能を利用してPDFファイルに変換して下さい。
その際、出力画像をカラーにしたり、解像度を大きくすると保存ファイルが大きくなるので白黒(2諧調)200dpiを目安に設定して下さい。

特車ホルダーでは、1書類内に許可証、経路図、算定書、回答書、鑑、その他のファイル1つが登録できます。
許可証、経路図、算定書、回答書はPDFファイルで保存します。鑑ファイル(html)がある場合は、そのまま登録できます(自動的にPDF変換します)。
また、その他ファイルとしてPDFまたはPDF以外のファイルを1つ保存できます。PDF以外のファイルを閲覧する場合は、対応したアプリが必要です。

特車ホルダーの管理画面では、書類として許可証、経路図、算定書、回答書、鑑ファイル、その他ファイルを別々に保存できますが、一まとめのPDFファイルにしていずれかのファイル(鑑以外)として保存しても問題ありません。
ただし、ファイルサイズが大きくなると分割して保存するよりもダウンロードに時間がかかります。

特車ホルダーでは書類に名称(受付番号)や許可区間といった情報を登録します。アプリでは登録した情報の一部を指定して検索することで書類の絞り込みが可能です。
また、書類の情報として管理画面で検索用キーワードを設定し、アプリで検索できるので、目的に応じていろいろな使い方が可能です。

特車ホルダーアプリの基本仕様では、運転席を持つ車両(トラクタ等)1台につきタブレット1台をご用意いただくことをお勧めしています。ただし、アプリでは車両番号を変更できるので、書類を入れ替えてご利用いただくことは可能です。
その場合、古い車両番号の書類は削除され、新しい書類番号の書類のみ保存されます。(新旧の車両番号に共通した書類は削除されずにそのまま残ります。)

特車ホルダーアプリの基本仕様では、タブレット1つに車両1台分の書類を保存できるようにしていますが、基本車両番号の他に連結車両番号が指定できます。
この機能を応用することで複数車両の書類を1つのタブレットに保存することは可能です。ただし、アプリ内でどの車両の書類なのかを判断するには、各書類を表示して確認する必要があります。
(各書類の検索用キーワードに車両番号等を別途設定した場合は絞り込みが可能です。)

連結車両番号の使い方

アプリの基本機能として車両番号選択で1台の車両番号を選択するとそれに紐づいた書類が全てダウンロードされます。(正確には全ての書類が一旦リストアップされ、書類の指定を行わなければ全てダウンロードされます。)

許可証は申請毎に交付されるため通常トラクタ1台に紐づいた許可証はかなりの数になります。ただし申請にあたっては複数のトラクタやトレーラを同時に指定することが多いため、書類のダウンロード時にトラクタとトレーラの組み合わせを指定することで対象の許可証を絞り込める可能性があります。このときに利用できるのが連結車両番号の指定です。車両番号選択で(トラクタを)1台選択し、連結車両番号を設定することで、共通した書類のみをダウンロードできます。

また、連結車両は複数指定できます。例えば車両番号にトラクタA、連結車両番号にトレーラBとトレーラCを設定した場合、トラクタAとトレーラBに共通した書類に加えトラクタAとトレーラCに共通した書類も追加されます。

連結車両番号の指定を応用した複数車両分のダウンロード方法

連結車両番号を利用すると、共通した1台の車両番号が書類に紐づいていれば、その書類の中で同時に紐づいている複数の車両番号分の書類をタブレットにダウンロードできます。共通した1台の車両番号が実際に存在しない場合は、仮想の車両番号を設定して、共通した1台の車両番号として紐づけることで可能になります。以下に仮想車両番号を使った利用方法を紹介します。

(方法1)グループ車両を追加して、複数車両選択を利用する場合
①通常通り、PC用管理画面の車両管理で必要な車両番号を追加します。
②次に仮想車両番号としてグループ車両番号を追加します。グループ車両は車両番号に文字と数値を組み合わせてグループ名(例えばG001)を設定し、車両区分にグループを指定して1つの車両として新規に登録します。
③書類に車両を紐づける際、通常の車両番号に加え、設定したグループ車両番号G001をすべての書類に紐づけます。
④タブレットの車両番号選択で、先にグループ車両番号を選択し、その後連結車両として対象となる車両番号を複数選択します。車両番号を登録後、ダウンロードボタンを選ぶとグループ車両と連結車両番号の両方が紐づけされている書類のみダウンロードされます。仮に最初の車両番号にグループ車両番号G001、連結車両番号としてAとBを選択した場合は、書類への車両紐づけで、G001とAの両方が含まれている書類とG001とBの両方が含まれている書類がすべてダウンロードされます。この時、連結車両番号を指定せずにダウンロードすると、G001が紐づいている書類が全てダウンロード対象となるので注意して下さい。

(方法2)グループ車両番号のみ使う場合
方法1では、グループ車両番号と通常の車両番号の両方を書類に紐づけることにより、グループ車両番号と対象の車両番号の組み合わせで書類を絞り込んでダウンロードできるようにしましたが、複数車両の組み合わせが決まっていて変更がない場合は、その車両を紐づける書類に通常の車両番号ではなくグループ車両番号を紐づけることで、タブレットの車両番号選択でグループ車両番号を選択すると複数車両分の書類がダウンロードできます。