【FAQ】トラサポシステムについて

車両の走行軌跡と通過時間、通過速度を記録することはもちろんのこと、管理画面や車載端末でお互いの位置が確認できるので、住宅地での車両間隔の確保や工事現場などでの離合待ち等、複数トラックの走行状況の把握に利用できます。また、コース設定が可能なので、特車許可証のように経路遵守が必要な走行でコース逸脱を注意したり、コースの途中に注意喚起地点を設定して接近時に音声で知らせるなどできます。

業務毎に、6コースまで設定でき、ドライバーが業務を開始する時に、その中の1コースを選択します。
運行途中でコースを切り替える必要がある場合は、業務終了を選択することによってコースを選び直すことができます。

すべての業務のコース選択時にフリー走行が選択できますので、選択することで、コースを表示することなく走行できます。

業務毎に設定できる6つのコースの中に、コースを1つでも設定していれば、フリー走行した時でも、1番目のコースの出発地と目的地が画面地図にマークされます。

車載タブレットを運転席のキャビネット上に取り付ける際、背面カメラを進行方向に設置します。タブレットが、あらかじめ業務設定で指定した時間間隔で写真を自動撮影します。また、事前に管理画面で撮影ポイントを設定すると、車両がそのポイントを通過した時に自動撮影することもできます。

撮影した写真は、そのままサーバー保存されるので、すぐに管理画面で確認できます。

手動撮影も可能で、タブレットを取り外してカメラモードに切り替えて撮影できます。

手動撮影の場合も自動撮影と同様にサーバーへリアル転送されますので、運転以外の用途でも写真共有が可能です。
(撮影された写真は端末の写真フォルダに保存されます。)

既定値は、1280ピクセル×960ピクセル、ファイルサイズ約1MBで設定しています。

管理画面より端末毎の設定値を変更できます。但し、1契約のユーザー保存領域は2GBまで無料ですが、2GBを超えた場合は、別途料金が発生します。

ボイスメモは、車載タブレットに向けて発した言葉を、音声文字変換機能により、文字として位置情報とともに記録する機能です。ドライバーが同走の車両や管理者と共有したい情報が発生した場合、ボタンを押してタブレットに話しかけるだけで、地図上に内容と場所が表示されます。
(文字への変換は、自動で行うため誤変換する場合もあります。)

地図やコースの表示は、インターネット環境で行っていますので、通信電波の届かないところでは、端末の画面表示や画面更新ができません。ただし、GPSが届く範囲であれば、通過ポイントを端末に一時保存し、通信電波がつながった時に、サーバーへ一括転送するので、車両の軌跡を取る事は可能です。
また、一定間隔での写真撮影やボイスメモ機能もデータを端末へ一時保存するので同様に利用できます。

タブレットホルダーを吸盤で、運転席のキャビネットに取り付け、ホルダーにタブレットを挟み込むだけで簡単に設置できます。あとはバッテリィの消耗に備え、電源コードをシガーソケットから取るだけです。

管理画面は、ウェブブラウザ上で行いますので、特別なアプリケーションのインストールはありません。ただし、ブラウザは、Google Chromeのみ利用可能です。

また、ブラウザ利用であるため、PCだけでなく、タブレットでも利用可能です。

ただし、管理画面上では地図を表示するため、タブレットの場合は10インチ以上での利用がオススメです。

車載タブレットはレンタルになります。

レンタル料金には、端末および付属品の代金、初期設定料、端末アプリケーション利用料、通信料が含まれており、月々のお支払になります。

また、管理画面のご利用には、初期設定費用と月々の利用料が必要となります。

詳しい料金については、トラサポまで問い合わせください。
E-Mailアドレス post@trsapo.com